著者の井垣利英さんとは?
こんにちは。サイゴリアンです。
みなさんは井垣利英(としえ)さんをご存知でしょうか?
人材育成や能力開発の教育事業を中心としてマナー、話し方、プラス思考、メイクなど、内面・外面トータルの「自分磨きスクール」東京都名古屋で開催している株式会社シェリロゼの代表取締役をされている方です。
その井垣さんが執筆した著書「仕事の神様が”ひいき”したくなる人の法則」が抜群に良かったので是非紹介したいと思います。
僕はこの本の存在を知るまで井垣さんの事は全くもって知らなかったのですが、この本を読んでからというもののいつもこの本を持ち歩いてしまうくらいに今ではリスペクトしています。笑
それぐらいこの本は素晴らしい本です。
- 仕事ができるようになりたい!
- 自分を変えて活き活きと働きたい!
- いい仕事をして幸せな人生を送りたい!
そんな思いを抱いている社会人、サラリーマンの方々に必読の一冊になると思います。
「人財」になるためには
井垣さんは会社や社会にとって必要な価値のある人、すなわち「人財」になるには
- あなたと仕事ができてよかったです
- あなたと出会えてよかったです
- あなたがいてくれてよかったです
と言ってもらえるような働き方をして、価値ある自分になる事だと本書の中で書かれています。また、いま自分がしている仕事で改良改善を重ねていくのが「人財」になるために必要なことだという事も書かれています。
どこの会社にもいるとは思うのですが、ロクに仕事もせずに不平不満ばかりを口にして今より責任ある仕事を回してもらえれば、自分はやれるなどと言っているような人はいつまで経っても「人財」にはなれず、最悪は読み方の違う「人罪」になってしまうのです。これではいけませんね。給料泥棒と呼ばれても仕方がないでしょう。
そして、この本の中で強く印象に残った文章を抜粋します。
繰り返しますが、あなたが任されている仕事は、やって当たり前です。それで給料をもらっているのです。でも、それだけでは「息を吸っている」のと同じ。それを改良改善していくことで初めて、仕事力が上がるんだということを理解してください。「息を吸っています」程度で、評価してくれる会社はどこにもありません。
これから人口知能の時代になってきます。ロボットが活躍する時代になると、今ある仕事の約50%はなくなるといわれています。そういう時代に、「息を吸っています」という程度の仕事しかしていなければ、決して生き残れません。死ぬか生きるかの覚悟が必要なのです。
確かにその通りなんです。いまはもう厳しい時代に突入していて自己研鑽できない人というのはどんどん置いてかれてしまうのです。改めて自分は「息を吸っている」程度の仕事しかしていないかどうか確認してみる必要があると感じましたね。
よりよい人生を送るには
この本の冒頭部分に「本書を有効活用する八つの心得」と題された七番目の心得として「自己のベストを尽くす」とあります。
その項の中にこんな一文があります。
自分の目の前にあることに全力で取り組む以外に、人生をよくする方法はありません。
とてもシンプルではありますが、まさにこの一文が全てであると感じましたね。
過去でもない。未来でもない。
いま自分の目の前にあるやるべき事に全力投球するしかないんです。本当にシンプルだとは思うのですが、それ以上以下もなくそれが全てなのだと思います。
今回、井垣さんの書かれたこの本を読んで改めて物事に対する取り組み方や考え方について再認識させられました。とっても良書だと思いますので是非とも読んで頂きたい一冊だと思います。
それでは今回はこの辺で!